この記事のまとめ
- 人は広告だと分かると、売るための情報だと警戒しやすい
- 口コミだと思うと、広告よりも信じやすい
- ステマが嫌われるのは、広告だからではなく「隠していた」から
- 一度だまされたと感じると、商品だけでなく企業や投稿者まで信用しにくくなる
- 大事なのは宣伝することより、広告だと分かるように伝えること
目次
- 人はなぜ広告を警戒するのか
- 口コミはなぜ信じやすいのか
- ステマが特に嫌われる理由
- PR表記がある方が信頼される理由
- ステマで失うのは何か
- まとめ
人はなぜ広告を警戒するのか
人は「広告」と聞くと、まず少し身構えます。
なぜなら広告は、商品を売るために作られたものだと分かっているからです。
もちろん、広告の内容が全部ウソというわけではありません。
でも見る側は、
- 良いところを強く見せていそう
- 悪いところはあまり言わなそう
- 売るために少し盛っていそう
と考えます。
つまり人は、広告そのものを完全に信じているわけではなく、最初から少し疑いながら見ているのです。
口コミはなぜ信じやすいのか
一方で、口コミや感想は信じやすいです。
理由はシンプルで、
その人が自分の本音で話しているように見えるからです。
「このお菓子おいしかった」
「この化粧品よかった」
「この店はまた行きたい」
こういう言葉は、宣伝より体験談に見えます。
だから広告より警戒が弱くなります。
人は、企業の言葉よりも、自分と同じ立場に見える人の言葉を信じやすいのです。
ステマが特に嫌われる理由
ここが一番大事です。
ステマが嫌われるのは、広告だからではありません。
広告なのに、広告ではないように見せるからです。
最初は普通の口コミだと思って見ていた。
でも後から「実はお金をもらって紹介していた」と知る。
すると人は、
だまされた
本音だと思っていたのに違った
わざと隠していたんだ
と感じます。
つまり怒りのポイントは、宣伝そのものではなく、
本当の立場を隠されたことにあります。
PR表記がある方が信頼される理由

[画像①:PR表記が生む信頼感]
この画像で伝えたいのは、
「広告だと書くと逆に信用されない」とは限らない、ということです。
むしろ多くの人は、
最初からPRと書いてある方が正直だと感じます。
もちろん、PR表記があると少し警戒はされます。
でもそれは自然なことです。
大事なのは、警戒されることではなく、
隠していたと思われないことです。
広告だと分かれば、人はその前提で判断できます。
逆に隠されると、判断そのものを裏切られた気持ちになります。
ステマで失うのは何か
ステマで失うのは、商品の印象だけではありません。
一度「隠していた」と思われると、
- 紹介した投稿者
- 依頼した企業
- その後の発信全体
まで疑われやすくなります。
「また同じことをしているのでは?」
「この人の感想はもう信じられない」
「この会社は正直じゃない」
こうなると、1回の商品紹介の問題では終わりません。
信用は貯めるのに時間がかかるのに、失うのは一瞬です。
だから企業も投稿者も、ステマを軽く考えない方がいいのです。
ステマで信用を失う流れ

[画像②:ステマで信用を失う流れ]
この流れはとても分かりやすいです。
普通の口コミだと思う
↓
商品を信じる
↓
実は広告だったと知る
↓
だまされたと感じる
↓
投稿者・企業まで信用しにくくなる
ポイントは、
広告だったことより、「普通の口コミだと思っていた」のに裏切られることです。
人は最初から広告だと分かっていれば、そこまで強く怒らないこともあります。
でも、後から真実を知ると、一気に不信感が強くなります。
なぜそれでもステマは起きるのか
それでもステマがなくならないのは、
普通の広告より自然に広まりやすいからです。
広告はスルーされやすい。
でも口コミっぽい投稿は読まれやすい。
しかも、友達のおすすめのように見えれば、信じてもらいやすい。
つまりステマは、
人が口コミを信じやすい心理を利用したやり方です。
だからこそ嫌われます。
便利だからではなく、人の信頼の仕組みを悪用しているように見えるからです。
結論
人は、広告だと分かると少し警戒します。
でも、本当に強く嫌うのは広告そのものではありません。
嫌われるのは、
広告なのに広告だと隠していたことです。
正直にPRと書かれていれば、人はその前提で見ることができます。
でもステマは、その判断の前提をこわします。
人は広告を嫌っているのではない。
だまされたと感じることを嫌っているのである。
まとめ
- 人は広告を見る時、最初から少し警戒している
- 口コミは本音に見えるため、広告より信じやすい
- ステマは「広告を隠したこと」で強く嫌われる
- PR表記は不利になるだけでなく、正直さとして評価されることもある
- ステマで失うのは、商品だけでなく企業や投稿者への信用でもある

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