MENU

なぜ人は『みんなが言っている』と信じてしまうのか?多数派に流される心理

【この記事の結論】

  • 人は「正しい意見」よりも「多数派の意見」に影響されやすい
  • 周囲が間違っていても同調してしまうことがある
  • SNSでは多数派が作られやすい
  • いいね数やリポスト数が意見の正しさに見えてしまう
  • 「みんなが言っている」は必ずしも真実ではない
目次

はじめに

SNSを見ていると、

こんな経験はありませんか?

「みんなそう言ってる」

「炎上してるらしい」

「この人やばいらしい」

最初は何も思っていなかったのに、

大量の意見を見るうちに、

なんとなく同じ考えになってしまう。

実はこれ、

あなただけではありません。

人間は昔から、

多数派に流されやすい生き物なのです。

人は周囲が間違っていても合わせてしまう

心理学には有名な実験があります。

それが

アッシュの同調実験

です。

▼アッシュの同調実験の結果

この実験では、

明らかに答えが違う問題を出しました。

しかし周囲の人たちが全員同じ間違った答えを言うと、

約75%の人が少なくとも一度は周囲に合わせたのです。

つまり、

人は

「自分が正しい」

と思っていても、

周囲が全員違うことを言うと不安になる。

そして多数派に流されてしまうことがあるのです。

なぜ人は同調してしまうのか

理由は単純です。

人間は集団で生きてきたからです。

昔の人類にとって、

仲間から外れることは危険でした。

仲間と違う行動をする

孤立する

生き残れない

だから脳は、

無意識に

「周りに合わせた方が安全」

と判断しやすいのです。

SNSは同調圧力を強くする

昔は学校や会社だけでした。

しかし今は違います。

SNSによって、

何万人もの意見が一瞬で見えるようになりました。

そしてそこで起きるのが

SNS型の同調圧力

です。

▼SNSで起こる同調圧力

最初は一つの投稿。

しかし、

いいねが増える。

リポストが増える。

コメントが増える。

すると、

「みんなそう思っている」

ように見えてきます。

そして新しい人も同じ意見になる。

結果として、

多数派が完成します。

本当に多数派とは限らない

ここで注意したいことがあります。

SNSで見えている意見は、

必ずしも世間全体の意見ではありません。

例えば、

100万人が何も言っていない。

1万人だけが騒いでいる。

それでもSNSでは、

その1万人ばかりが目立ちます。

すると、

みんな怒っている

みんな支持している

みんな叩いている

と錯覚してしまうのです。

炎上が大きくなる理由

SNSで炎上が起きる時も同じです。

最初は少数の意見だったものが、

いいねが付く

リポストされる

ニュースになる

さらに拡散される

こうして

「みんながそう思っている」

状態が作られます。

すると、

本来は関係ない人まで参加し始めます。

VTuberや配信界隈でもよく起きる

例えば、

匂わせ疑惑。

炎上騒動。

配信者のトラブル。

最初は数人の憶測だったはずなのに、

SNSで何度も見かけると、

「本当なんじゃないか」

と思ってしまう。

しかし実際には、

証拠がないことも少なくありません。

「みんな言ってる」は危険な言葉

ネット上で一番危険な言葉の一つが、

「みんな言ってる」

です。

なぜなら、

その”みんな”が何人なのか分からないからです。

10人かもしれない。

100人かもしれない。

1万人かもしれない。

しかし人は、

“みんな”という言葉に弱い。

だから信じてしまうのです。

結論

人は弱いから流されるのではありません。

人間の脳がそう作られているのです。

だからこそ、

SNSで何かを見た時は、

本当にそうなのか?

誰が言っているのか?

多数派だから正しいのか?

を一度考えることが大切です。

「みんなが言っている」と

「それが正しい」は全く別の話である。

この記事のまとめ

  • 人は多数派の意見に流されやすい
  • アッシュの同調実験では約75%が同調した
  • SNSは同調圧力を生みやすい
  • いいね数やリポスト数が正しさに見えてしまう
  • 「みんなが言っている」は真実の証拠ではない

次回予告

次回は「なぜ人は『自分に都合のいい情報』だけを信じてしまうのか?確証バイアスが生まれる心理」について考察します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次