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なぜ人は『自分は普通だ』と思い込むのか?平均に安心したくなる心理

【この記事の結論】

  • 多くの人は自分を「普通」または「平均以上」だと思っている
  • 人は客観的に自分を評価するのが苦手
  • 「普通だ」と思うことで安心感を得ている
  • SNSは他人との比較を増やし、「普通」を意識させる
  • 本当に普通だからではなく、「普通だと思いたい」心理が働いている
目次

はじめに

突然ですが、

あなたは自分のことをどう思っていますか?

普通だと思う。

平均くらいだと思う。

少しは人より優れていると思う。

おそらく、

極端に

「自分は最下位だ」

と思っている人は少ないはずです。

実はこれ、

人間の心理としてとても自然なことです。

多くの人は「自分は平均以上」だと思っている

まずはこちらの画像を見てください。

▼あなたは自分をどう思う?

面白いことに、

多くの人は

「自分は平均以上」

だと思う傾向があります。

もちろん全員が平均以上になれるわけではありません。

それでも、

自分は性格が良い方

自分は常識がある方

自分は優しい方

と思いやすいのです。

心理学ではこれを

平均以上効果(レイク・ウォビゴン効果)

と呼びます。

なぜ人は自分を高く評価するのか

理由はシンプルです。

その方が心が楽だからです。

もし常に

自分は平均以下だ

自分はダメだ

自分は劣っている

と思いながら生きていたら、

かなり苦しくなります。

だから脳は無意識に、

少しだけ自分を良く見せようとするのです。

そもそも「普通」とは何なのか

ここで考えてみてください。

普通とは何でしょうか。

年収でしょうか。

恋愛経験でしょうか。

友達の数でしょうか。

SNSのフォロワーでしょうか。

実は、

普通の基準は人によって違います。

学生ならクラス

社会人なら職場

配信者なら同じ活動者

人は周囲を見ながら

「これが普通だ」

と決めています。

「普通」が生まれる心理

では人はどうやって

自分を普通だと思うのでしょうか。

▼「普通」が生まれる心理の流れ

人はまず周囲を見ます。

そして自分と比較します。

しかし、

極端な評価は不安です。

自分だけ成功している

浮いてしまう

自分だけ失敗している

惨めになる

だから脳は、

ちょうど真ん中あたりに自分を置きたがるのです。

SNSが「普通」を壊している

昔は比較する相手が限られていました。

しかし今は違います。

SNSを開けば、

  • 月収100万円
  • 海外旅行
  • 結婚報告
  • 人気者
  • 美男美女

ばかりが流れてきます。

すると、

本来は普通だったはずなのに、

自分だけ遅れている

自分だけ何もない

と思いやすくなります。

でもSNSは人生のハイライト集

ここで忘れてはいけないことがあります。

SNSに投稿されるのは、

人生の一部です。

しかも良い部分だけ。

失敗。

不安。

後悔。

孤独。

そういった部分はあまり投稿されません。

だから比較すると、

どうしても自分が不利になります。

「普通でいたい」は悪いことではない

実は、

普通でいたいと思う気持ちは悪いことではありません。

人間は集団で生きる生き物です。

仲間外れになりたくない

批判されたくない

安心したい

そんな本能があります。

だから

「自分は普通だ」

と思いたくなるのです。

結論

人は本当に普通だから

「普通」

だと思うのではありません。

普通だと思いたい。

普通だと思うと安心する。

その心理があるからです。

だから私たちは、

無意識のうちに自分を平均付近に置こうとします。

しかし、

他人と比べ続けても正解はありません。

なぜなら、

あなたの普通と他人の普通は違うからです。

人は「普通」だから安心するのではない。

安心したいから「普通」だと思うのである。

この記事のまとめ

  • 多くの人は自分を平均以上だと思う
  • これを平均以上効果という
  • 人は周囲と比較して「普通」を作っている
  • SNSは比較を加速させる
  • 「普通だと思いたい」という心理が安心感を生む

次回予告

次回は「なぜ人はアイドルの”繋がり”にここまで怒るのか?裏切られたと感じる心理」について考察します。

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