【この記事の結論】
- 多くのSNSの嘘はお金目的ではない
- 人は「理想の自分」を演じたくなる
- SNSでは現実より物語の方が評価されやすい
- 承認欲求は時に事実より強くなる
- 嘘松の正体は「注目されたい人間心理」である
はじめに
SNSを見ていると、
たまに信じられない話を見かけます。
コンビニで店員に告白された
電車でイケメンに助けられた
有名人と偶然会った
会社を辞めたら人生変わった
本当かもしれない。
でもどこか怪しい。
そしてコメント欄には、
嘘松
という言葉が並びます。
なぜ人はSNSで嘘をつくのでしょうか。
実はほとんどの人は騙したいわけじゃない
ここが重要です。
SNSで嘘を書く人の多くは、
詐欺師になりたいわけではありません。
誰かからお金を取ろうとしているわけでもない。
ただ、
少し盛りたい。
少し注目されたい。
少し羨ましがられたい。
その気持ちから始まることが多いのです。
SNSは「普通」が伸びない
例えば、
本当の出来事を書きます。
今日は仕事に行って帰ってきました。
これでは反応は来ません。
しかし、
上司にブチ切れられて会社辞めました
なら話は変わります。
人は刺激を求めます。
SNSも刺激が伸びます。
だから人は少しずつ話を盛る。
そして気づけば、
事実より物語が大きくなっている。
本当に見せたいのは現実ではない
人はSNSで日記を書いているようで、
実は自己紹介をしています。
- 優しい人に見られたい。
- 面白い人に見られたい。
- かわいそうな人に見られたい。
- 成功者に見られたい。
だから現実そのままではなく、
理想の自分を投稿する。
SNSの嘘は、
他人を騙すためというより、
理想の自分を演じるために生まれることがあります。
嘘は反応をもらうと強化される
SNSには恐ろしい仕組みがあります。
投稿する。
↓
いいねが付く。
↓
共感される。
↓
気持ちよくなる。
すると脳は学習します。
この投稿はウケる
すると次はもっと盛る。
もっと大きくする。
もっと刺激的にする。
これが繰り返されると、
嘘はどんどんエスカレートしていきます。
「嘘松」がなくならない理由
SNSでは毎日のように嘘松が生まれます。
なぜなくならないのでしょうか。
理由は簡単です。
嘘をつくメリットがあるからです。
注目される。
共感される。
フォロワーが増える。
承認される。
人間は昔から、
注目されることが好きなのです。
実は見る側も物語を求めている
ここも面白いところです。
嘘をつく人だけではありません。
見る側も、
刺激的な話を求めています。
だから普通の話は流れる。
極端な話が拡散される。
つまり嘘松文化は、
投稿する人だけではなく、
消費する人によっても支えられているのです。
結論
SNSの嘘は、
お金のためだけに生まれるわけではありません。
- 人は注目されたい。
- 認められたい。
- 理想の自分でいたい。
そんな感情を持っています。
そしてSNSは、
その感情を何倍にも増幅させる場所です。
だから嘘松はなくならない。
嘘をつく人がいるからではなく、
私たち全員が物語を求めているからです。
人は事実を語るためにSNSを使うのではない。
理想の自分を語るためにSNSを使っている。
この記事のまとめ
- SNSの嘘は承認欲求から生まれることが多い
- 人は理想の自分を演じたくなる
- SNSでは刺激的な話ほど伸びやすい
- 反応が嘘を強化することがある
- 嘘松文化は見る側も支えている
次回予告
なぜ人はレスバをやめられないのか?SNSで終わらない言い争いの心理を考察します。

コメント