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なぜ人は「幸運な人」よりも「不幸な人」の話を信じてしまうのか?ネガティブな情報が拡散されやすい心理

【この記事の結論】

  • 人間の脳は良い情報より悪い情報を優先してしまう
  • 不倫や不祥事がバズるのも自然な心理である
  • 幸せなニュースより不幸なニュースの方が注目を集めやすい
  • 人はネガティブな情報ほど記憶に残りやすい
  • SNSはその心理をさらに加速させている
目次

はじめに

SNSを見ていると不思議なことがあります。

有名人が結婚したニュースよりも、

有名人が不倫したニュースの方が圧倒的に話題になる。

配信者が活動5周年を迎えた報告よりも、

炎上やトラブルの方が何倍も拡散される。

なぜなのでしょうか。

人は本当に不幸な話が好きなのでしょうか。

実は人は「不幸な話」に反応しやすい

まずはこちらの画像を見てください。

▼人はどちらをクリックする?

もちろん全員がそうではありません。

しかし現実のSNSでは、

幸せな話よりも不幸な話の方が圧倒的に反応を集めやすい傾向があります。

なぜなら、

不幸な話には

  • 驚き
  • 怒り
  • 不安
  • 嫉妬

といった強い感情が生まれるからです。

不倫や不祥事が毎回バズる理由

例えば、

芸能人が結婚しました。

というニュース。

もちろん話題にはなります。

しかし、

芸能人が不倫しました。

となると状況は変わります。

誰だ?

本当なのか?

相手は誰?

どうなるんだ?

次々に知りたくなる。

そしてコメントしたくなる。

だから拡散されるのです。

人間の脳は危険を優先する

実はこれは人間の本能です。

昔の人類は、

危険な情報を見逃すと命に関わりました。

近くに猛獣がいる

知らなければ死ぬ

美味しい果物がある

知らなくても死なない

だから脳は、

良い情報より悪い情報を優先して処理するように進化しました。

100回褒められても1回の悪口が忘れられない

これはSNSでも同じです。

例えば、

100件コメントが来たとします。

99件

「面白かった!」

「応援してる!」

1件

「つまらない」

すると多くの人は、

その1件ばかり気になってしまいます。

▼人は100件褒められても、1件の悪口を覚えている

配信者でもSNS利用者でも、

経験したことがある人は多いのではないでしょうか。

ネガティビティ・バイアスという心理

心理学ではこれを

ネガティビティ・バイアス

と呼びます。

簡単に言うと、

良い出来事より

悪い出来事の方が強く記憶に残る

という心理です。

だから、

炎上が目立つ。

悪口が気になる。

嫌なニュースばかり覚えている。

という現象が起きます。

SNSはネガティブな情報と相性が良い

ここが重要です。

SNSは、

反応が多い投稿をさらに拡散します。

そして反応が集まりやすいのは、

  • 怒り
  • 不安
  • 驚き
  • 嫉妬

です。

つまり、

SNSの仕組みそのものが

ネガティブな情報を広げやすい構造になっています。

だから世界が悪く見える

SNSを長時間見ていると、

こんな感覚になることがあります。

最近嫌なニュースばかり

炎上しか見ない

世の中終わってる

しかし実際には、

世の中の大半は普通の日常です。

結婚する人もいる。

頑張っている人もいる。

幸せな出来事もたくさんある。

ただ、

そういう話は拡散されにくいだけなのです。

配信者やVTuber界隈でも同じ

これは配信界隈でもよく起きます。

楽しい配信

あまり話題にならない

炎上

匂わせ疑惑

トラブル

一気に拡散される

だからSNSだけ見ていると、

炎上ばかり起きているように見える。

しかし実際には、

平和な活動の方が圧倒的に多いのです。

結論

人は不幸な話が好きなのではありません。

人間の脳が、

ネガティブな情報を優先してしまうのです。

だから不倫がバズる。

だから炎上が広がる。

だから悪口が忘れられない。

そしてSNSはその心理をさらに強めています。

人は幸せな出来事を忘れやすい。

だから不幸な出来事ばかりが目立って見える。

この記事のまとめ

  • 人はネガティブな情報に強く反応する
  • 不倫や不祥事がバズるのは自然な心理
  • 100件の称賛より1件の批判が記憶に残りやすい
  • これをネガティビティ・バイアスという
  • SNSはネガティブな情報をさらに拡散しやすい

次回予告

次回は「なぜ人は『みんなが言っている』と信じてしまうのか?多数派に流される心理」について

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